
craft camp!
こんにちは。
GHFです。
皆さんは「キャンプでの楽しみ方」と聞くと
何をイメージされますか?
アウトドアならではの料理を作ったり、
友人達と焚き火を囲んで語り明かしたり、
釣りや川遊びに自然散策、
最近では、カヌーやサップ体験の出来るキャンプ場も増えてきたりと、
楽しみ方は、無限大だったりします。
そんな無限大の楽しみ方のヒントになれば、と思い
本日は、GHFなりのキャンプの楽しみ方
「craft camp」をご紹介してみようと思います。
「craft camp」とは(たった今命名)
空間づくりやおいしいごはん、楽しいひとときに+α
「形に残る思い出づくりをしよう!」というキャンプの楽しみ方です。
イベントやフェスなどに行けば、ワークショップが開催されていたりと、
参加型で物づくり体験できますが、せっかくならその楽しみを、
日頃のキャンプにも活かしちゃおう!ということです。
むずかしそう。。めんどくさい…?
いえいえ、意外とちょっと頑張るだけで
簡単に出来ちゃうのですよ!
ということで、先日実際に友人と楽しんだcraft campから、
キャンプの夜に大活躍な「モザイクキャンドルづくり」をご紹介します。
レモングラスやユーカリなどのアロマオイルを入れれば、
虫除けキャンドルとしても活躍できる、キャンプにもってこいなクラフトです。
キャンドルづくりにも様々な種類がありますが、
今回ご紹介するモザイクキャンドルとは、
型に様々な色のロウ破片を詰めていき、
最後に溶かしたロウを流し入れ固める、といった手法で作るキャンドルです。
溶かしたロウを注ぐ作業は、大人が担当しなければ危険ですが、
破片を詰めて行く作業は、お子さんでも簡単に出来るので親子でも楽しめますよ♪
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【 材 料 】
▷ 好きな色のキャンドル(100円均一などでも購入できます)
▷ 仕上げ注ぎ用のキャンドル
(どの配色にでも合う無色のものがおすすめですが、色付きでもOK。
無色のロウにクレヨンを削って溶かすと着色もできますよ)
▷ 型(今回は、トイレットペーパーの芯、牛乳パック、空き缶を使用)
▷ 汚れても良いお鍋 × 2つ(1つは小さめのものにすると扱いやすい)
▷ 布ガムテープ(写真では紙製ですが、布製の方が漏れにくくおすすめ)
▷ アルミホイル
▷ はさみ・カッター
▷ 竹ひご(割り箸でも代用可能)
▷ 芯糸
※芯糸は専用のものも購入もできますが、手に入りやすい凧糸でもOK。
凧糸を使用する場合は、一度溶けたロウにくぐらせて乾燥させ、
ロウ引き処理をしてください。ロウ引きせず、そのまま使用してしまうと
糸だけが先に燃え尽きてしまうので注意です。
【 *ロウ破片の準備* 】
破片用のキャンドルはカッターやハサミなどであらかじめ砕いておきます。
ハンマーやペグで打って砕いてもOKです。
今回は1~3cmくらいに砕きました。
※細かく砕きすぎると、溶かしたロウを流し入れる際に、
下部まで落ち切らず固まらない場合があるので注意。
【 *ロウを溶かす準備(注ぎ用)* 】
ロウは湯煎で溶かします。
外側の鍋に水を適量入れ、内側の小鍋に溶かしたいロウを入れ火にかけます。
溶かす際も砕いてからの方が溶ける速度が早いですよ。
お鍋のロウが透明な液体になったら、注ぎ用のロウの完成です!
溶けてから注ぐまでに時間が空き過ぎてしまうと、凝固しだしてしまうので、
再加熱して、しっかり液体状にしてから使用してくださいね。
※ロウは鍋についてしまうと取り除くのが難しいので、必ず汚れてもよいものを。
私は100円均一で求めた鍋を使用しています。
使用後は調理用としての活用は避けてください。
【 *型の準備* 】
トイレットペーパー芯の型をベースに、芯糸のセッティング方法の例をご紹介。
①ガムテープの中央に穴をあけ、芯糸を貼付ける。
②穴からロウが漏れないようガムテープを重ね合わせたうえで、型に張り付ける。
③ロウの漏れ防止にアルミホイルで囲む。
④上から更にガムテープでとめる。
⑤芯が動かぬよう竹ひご、もしくは割り箸で挟んで固定する。
※以下の写真は途中段階のものです。
ここで大切なのは、芯を中央にセットしてあげる事と、
注いだロウがもれないよう、しっかりテープでとめてあげる事です。
こちらは作り方の一例ですので、他にも作りやすい方法を探ってみてくださいね。
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準備が整ったら、いよいよ型に破片をつめていきます。
夏をイメージした配色にしようかな?
寒色系に絞って大人っぽいキャンドルにしようかな…?
詰め好きなようにイメージを膨らませて、破片を詰め込んでゆきます。
上部まで詰めたら、溶かしておいたロウを注ぎます。
※写真の製作時は型のテーピングが甘く漏れてしまったものも…。
参考イラストのようにアルミホイルがしっかり隠れるよう
テープを巻いてくださいね。
冷めるまではしばらく動かせませんので、
そのまま置いておける場所で注いでくださいね。
注ぎ終わったら、あとは冷まして固まるのを待つだけ。
だいたい2~3時間ほどすれば完全に固まります。
この日は、夕方頃に作ってのんびりと夕食を楽しんでから、
食後にみんなでお披露目会という流れで楽しみました。
いざお披露目会!
この時の、少しづつ型をはずす瞬間が
本当にドキドキワクワクなのです。
イメージ通りだったり、
イメージ以上だったり…
お披露目後は、さっそくみんなで火を灯します。
火をともすと、また違った表情になるから不思議です。
※火をともす際は炎が大きくなりすぎないよう、芯糸を2cmくらいに切ります。
ランタンの灯も消して
自分たちで作ったキャンドルの光だけで、ゆったりキャンドルナイトを楽しむ。
なんとも言えない贅沢な時間です♫
翌日も残りの材料でキャンドル作り。
今度は、前日空にした空き缶を使用しました。
空き缶で制作する際は、上部四分の一くらいを
はさみで切り落としてコップ状にします。
縁が鋭利になるので怪我をしないよう、
縁をテープでカバーするなど、工夫が必要です。
(怪我防止の為にも、空き缶型での制作は大人のかたが行ってくださいね)
固まったら型の上部に切り込みを入れ、クルクルはがしてゆきます。
空き缶からも、こんなにきれいなキャンドルが作れますよ。
キャンドルキャンドル勢揃いどれもこれも、
みんなの個性が出ていて、とても素敵なキャンドルになりました。
夜だけでなく日中も華やかにサイトを彩ってくれますよ♪
#パラディーソハンモック/Byer of Maine
いつものキャンプに+αの「craft camp」
準備が少し手間ではありますが、
「何色にしようかなぁ…」とイメージを膨らませたり、
型からとり出す瞬間のあのドキドキワクワク。
そして、みんなで火をともして過ごす Good time を味わうと、
そんな手間も吹き飛ばしてしまうほど楽しいですよ。
なにより、手元に形に残る思い出があれば、
楽しかったキャンプのひとときが終わってしまっても、
おうちに帰ってからも、みんなで過ごした Good time を思い出せたり、
目に入るたびにまた頑張ろう!と、元気をもらえたり。。
craft campで、
いつまでも忘れられないような、
思い出深い Good Holiday を過ごして欲しいなぁ、と思います。
では、また。
Have a good holiday!!
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Thanks!!
*道志の森キャンプ場*
毎年、EARTH DAY CAMP Natural High! の
開催会場となることでも有名なキャンプ場。
川沿い、林間サイト、グランド、プールサイト、などなど、
人数や目的に応じてロケーションを選べる、とても素敵なキャンプ場ですよ。
※地面に落ちてしまったロウや材料は拾って帰りましょう。
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